
ebayの輸入・輸出ビジネスや、海外送金のやり取りで利用機会が多いPaypal(ペイパル)。
「Paypalの取引履歴がクラウド会計の自動同期に対応していれば嬉しい」という声が多数あります。
2016年現在ではPaypalに自動同期対応したクラウド会計ソフトは、マネーフォワード確定申告、マネーフォワード会計(法人用)のみとなっています。
2015年末からマネーフォワードがPayPal同期に対応開始!
2015年末から、マネーフォワードが初めてPayPalとの直接同期対応を開始しました。
管理画面から「PayPal」を選択して、IDとパスワードなどを入力するだけです。
PayPalを利用される人の特徴としては、オークションサイトeBayなどの海外取引をされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
インポートされる外貨取引データは、当日の為替レートが自動で適用され、日本円になります。
よって、あとは勘定科目を設定するだけの作業になります。
だいぶ楽になるのではないでしょうか?

今まではPayPalの取引を会計ソフトに入力する際、PayPalからCSVファイルをダウンロードして、わざわざ会計ソフトのインポート仕様に合うように作り変える必要がありました。
しかし[マネーフォワード確定tt]やマネーフォワード会計(法人用)は同期対応していますので、面倒な手間から解放されるようになります。
無料利用期間中でも同期できますので、興味がある人は1度試してみると良いでしょう。
【他社ソフトの場合】取引・口座振替のインポート(一括登録)で取引登録できる
マネーフォワード以外の会計ソフトではPaypalの自動同期には対応していませんが、Paypalから明細をCSVファイルでダウンロードして、各クラウド会計の指定の形式に整えることで明細をインポートすることができます。
Paypalデータをクラウド会計freeeへインポートする例
それでは簡単にですが、Paypalの取引データをクラウド会計へインポートする例をご紹介します。
まずPaypalの取引「明細」から「取引のエクスポート」を選択し、
取引期間を設定し、「コンマ区切り」にして取引データをCSVファイルにてダウンロードします。
Paypalからダウンロードした取引データのCSVは上記のようになっています。
これを、各クラウド会計システムの指定した体裁に作り変えます。
例えばfreeeだと、1行目に上記のような項目を書いて、2行目にPaypalの取引データをコピー&ペーストします。
勘定科目は自分で入力する手間はかかりますが、1つ1つ帳簿明細を作るよりは簡単です。
Paypalの取引データの形式を整えたら、freeeの場合は「取引 >その他機能」からインポートすることでPaypalの帳簿作成が完成します。
freeeのサイトにもインポートの詳しい説明が掲載されています。また、下記リンクページ下部に取引インポートデータ用のサンプルCSVファイルもダウンロードできるので、参考にされると良いでしょう。

他社ソフトを利用している場合は、このようにCSV取り込み機能が出来るので、手入力するよりは楽です。
でも・・、PayPalの取引が多い人は面倒ですよね。
PayPalの取引が多い人はマネーフォワード導入で記帳・仕訳け作業が楽になります
以上、PayPalの同期・連携に対応したクラウド・確定申告ソフトについての解説でした。
クラウド型会計ソフトは現在freeeと弥生が大きなシェアを獲得していますが、金融機関・電子マネー・外部サービスとの同期・連携対応数が一番多いのはマネーフォワードになっています。
PayPal取引が多くて「帳簿付けと入力が面倒」と思っている方は、マネーフォワードを利用することで時間コストを大幅に減らすことが出来ます。
さらに、取引データが増えてくると勘定科目も自動推測してくるようになりますので、「登録」をクリックするだけの作業になります。
マネーフォワードは30日間無料で利用できますので、実際にPayPalを同期・連携させてどんな感じかを見られると良いと思います。
[マネーフォワード確ttk]
マネーフォワード会計(法人)無料お試し申込み詳細へ

最近では私の友人・知人の間でも、マネーフォワードへの切り替えが進んでいます。
マネーフォワードさんは同期・連携の数や種類が多いですし、安定性も抜群だからです。
クラウド会計ソフトfreeeで同期対応していない弊社のメインクレジットカードもマネーフォワードなら同期できたので、弊社でも切り替えを検討中です。