
クラウド会計ソフトシェアでは2015年No.1のfreeeですが、他社と比較して大きな特徴は2つあります。
また、「簿記知識が無くても白色・青色申告、確定申告が出来るソフト」としても知られています。
クラウド会計freeeのもっとも大きい2つのメリット
1.勘定科目選びが初心者にも分かりやすい
freeeの最大の特徴は、「帳簿作成が初心者の人に分かりやすいこと」です。
確定申告を行うための準備として一番大切なことが、帳簿作成です。
しかし、確定申告初心者の場合は勘定科目の振り分けの仕方が分からない人が多く、最初は「この経費の科目はどれになるんだろう?」と迷ったり調べながら帳簿を付けるため、時間がかかり大変です。
freeeの場合、勘定科目をクリックすると自動的に科目のプルタブが表示され、自動で「この品目はこの勘定科目ですよ」とガイドを表示します。
対して競合する会計ソフト「マネーフォワード・弥生の青色申告オンライン」だとガイド表示は少な目です。
よって、予め自分で「〇〇の品目の勘定科目は△△」と勉強する必要があります。
帳簿作成初心者の私でもfreeeなら勉強することなく使う事ができた
私が青色確定申告・帳簿作成初心者の時がありました。
もちろん、当時は勘定科目の選び方はほとんど分かりませんでした。
しかしfreeeの勘定科目のガイド表示のおかげで、「情報サイト会員費も新聞図書費で良いのか」「PCソフトウェアは消耗品費で良いんだな」というように、使い始めてすぐに勘定科目を振り分けて帳簿作成することが出来ました。
freeeだと「なんとなく」の感覚でも帳簿作成が出来てしまいますし、分からない時はネットで調べたりチャットサポートで問い合わせると5分~10分以内には解決できてしまいます。

クラウド会計ソフトfreeeは「簿記の知識が無くても大丈夫」と言っているだけあって、確定申告初心者でも分かりやすい操作ができるように配慮されています。
取引先の入力や品目入力も履歴から選ぶだけ
また、銀行やクレジットカードから自動同期したデータを自動仕分けしきれなかった項目や、現金取引で手入力しなければならない帳簿作成も、freeeでは簡単に処理することができます。
例えば、取引先の入力窓に「株式」と打ち込めば、過去に取引した会社の履歴が表示され、選択するだけです。
過去の取引先に無い新規取引会社の場合は、取引先に会社名を打ち込んで「新規登録」をクリックするだけです。
これでその後は同じ取引の場合はfreee側で自動仕分け・自動入力してくれたり、履歴から選ぶだけで済んでしまいます。品目入力の場合も同様です。
帳簿作成・仕訳けの流れ
クラウド会計ソフトfreeeは銀行・クレジットカード・電子決済・通販の明細を自動同期・連携して読み込んでくれます。
24時間ごとに同期して、取引があった場合、上記のように管理画面に「未処理」の表示があらわれます。
取引日・品目・取引内容は全て自動で入力されています。
勘定科目は過去の履歴から推測してfreeeのシステムで提案してきますので、「登録」をクリックするだけで帳簿作成が終了します。
もし提案された勘定科目が違っていたら、「編集」から勘定科目を選択しなおして、「自動化」にチェックを入れると次回からは同じ勘定科目仕訳けで提案されます。

金融機関・外部サービスと直接同期・連携できるので、手入力が大幅に減ります。さらに過去のデータから推測・提案を仕訳けをしてくれるので、ほとんどの作業はクリックだけ。
実際利用して頂くと分かりますが、凄く楽ちんです。
クラウド会計freee無料お試し申込みの詳細へ
2.見積書・納品書・請求書作成機能が使い放題
クラウド会計freeeのもう一つの大きな特徴は、見積書・納品書・請求書作成機能の使い放題です。
マネーフォワード・弥生の青色申告オンラインの場合だと、見積書・納品書・請求書作成機能は別のプラントして用意されており、追加料金を支払わなければ利用できません。(Basicプランで月額2,980円)
しかしfreeeの場合は見積書・納品書・請求書作成機能を無料で使う事が出来ます。
さらに請求書を作成すると、売掛金が自動登録され、入金された際のマッチングは1クリックで出来ます。未入金の請求書の一覧表示も2クリックで表示できます。
そして、請求書を作成するとfreeeの管理画面上から取引先にメール送信できる機能も付いています。
このように、freeeは追加料金を支払うことなく、請求書機能、見積書・納品書・請求書作成機能を使うことが出来る事がメリットになっています。

会計ソフト内に請求書システムがあると、「どれが入金されたのかな?」などの管理が楽になります。
銀行のウェブ明細と連携できるので、自動で入金処理と消込も行ってくれます。
これはとても便利です!
マネーフォワードの請求書作成はなぜ有料?
なぜfreeeでは無料の請求書作成機能が、マネーフォワードなど他社では有料なのでしょうか?
【出典】マネーフォワード請求書料金プラン
それは、請求書の郵送外注サービスがあること、利用できるアカウント数が最初から多く設定されているなどの理由があります。
freeeでは自社でこのようなサービスは持っていません。
「Misoca(みそか)」を利用することで請求書郵送外注とデータ同期も可能
しかし、freeeでもクラウド請求管理サービス Misoca(みそか)というクラウド請求書作成サービスを利用することで、請求書郵送を外注することが可能です。
Misoca(みそか)で作成した請求書データを、ワンクリックでfreeeに同期・連携させることも出来ます。
Misocaの利用料は基本無料で、郵送外注サービスのみ料金が発生するシステムで大変便利です。
全自動のクラウド会計ソフトfreeeと請求書管理サービスMisoca(みそか)が連携

請求書の郵送外注サービスを利用したい場合は、クラウド請求管理サービス Misoca(みそか)を利用してfreeeと同期・連携することをお勧めします。
pdf形式の請求書をメール添付するくらいで良ければ、freeeの請求書作成機能で十分です。
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クラウド会計freee その他のメリットとデメリット
の他クラウド会計ソフトfreeeのメリット
- 銀行・クレジットカード・電子マネー・通販・POSレジとの自動同期・自動仕分け
- その場でチャットサポートとメールサポートを受けられる
- スマートフォンアプリ有
- Mac/Windows対応済み
- 税理士とリアルタイムで管理画面の共有化が可能
- レポートの自動作成機能
- 青色申告書作成機能有
- 領収書の電子データ保存対応
- 通信が完全に暗号化された認証(TRUSTe)、McAfee SECUREによるセキュリティ対策
- クラウドのため常に最新版が使える
- freee側で分散化してデータバックアップもしているため、自社でバックアップの必要が無い(どうしても必要な場合はエクスポート機能も有り)
その他デメリット
- 電話サポートサービスが無い
- マネーフォワード確定申告と比較すると同期対応種と数が少ない

freeeは機能・サポート・料金ともにバランスが良いと思います。
しかし、同期対応していない銀行やクレジットカードもありますので、その場合は同期対応数No1のマネーフォワード確定申告がお勧めです。
こちらもfreeeに似た管理画面で初心者に分かりやすく、電話サポートも用意されています。
freeeはどんな個人事業主にお勧め?
freeeはこんな人にお勧め
クラウド会計ソフトfreeeの詳細まとめ
管理画面の分かりやすさ・使いやすさ・操作性・サポートの対応・バックアップ体制を他社と比較すると、クラウド会計ソフトfreeeは一番バランスが良いと感じています。
freeeは1カ月間、無料でほとんどの機能を使う事ができます。
自社で使っている銀行やクレジットカード、電子マネーが対応しているか必ず同期させてから本導入を決めましょう。
全て同期対応しているのであれば、freeeを使い続けると良いと思います。
しかしfreeeの同期に対応していない銀行やクレジットカード場合は、マネーフォワードも試してみると良いでしょう。
無料申し込みから金融機関の同期完了まで、10分以内で出来ます。
クラウド会計freee無料お試し申込みの詳細へ
[マネーフォワード確ttk]

弊社は前にインストール型ソフトのやよい会計を利用していましたが、freeeに乗り換えてから、帳簿と確定申告書類の作成業務にかかる時間が、以前の5分の1ほどになりました。
金融機関との同期・連携と自動仕訳けの機能のおかげで助かっております。