一人で全ての仕事をこなす忙しいフリーランス。
本業が忙しいのに、帳簿作成や確定申告まで手が回らない!
経理や確定申告業務に時間をかけたくない!
誰かにやってほしい・・・。
と思いますよね。ですが現実はそうはいきません。
1月頃から泣きそうになりながら1年分の帳簿作成をして、1年前の薄れた記憶をたどりながらやっとの思いで確定申告書類の作成をしていませんか?
ですが、もう大丈夫です。
次の確定申告からはクラウド会計ソフトを使えば、これからそんな悩みは消えて重い気分になることはありません。
ここではその理由をご紹介しましょう。
フリーランスの確定申告にお勧めのソフト「クラウド会計」
フリーランスにお勧めで人気がある確定申告ソフトは「クラウド会計ソフトfreee」「やよいの青色申告オンライン
」「[マネーフォワード確定tt]」の3つです。
この3つのソフトは”クラウド会計”と言い、PCにインストールが不要で、インターネットブラウザ上で動作する確定申告ソフトです。
クラウド型の確定申告ソフトにするだけで、フリーランスにとってメリットを沢山得る事が出来ます。
クラウド型の確定申告ソフトのメリット
インストール型会計ソフトと比べて、クラウド型会計ソフトを利用することで得られるメリットは主に4つです。
1.銀行・クレジットカードなどのウェブ明細と自動同期・自動仕訳けする
フリーランスの確定申告で一番時間を割かれるものが帳簿作成です。
しかしクラウド会計を利用することで、銀行・クレジットカード・通販・レジ・電子マネーのデータと自動同期・自動仕訳けしてくれます。
このように、今まで面倒だった帳簿作成をほとんど自動化することが出来ます。
自動同期・自動仕訳けの実例
それではクラウド会計freeeで、実際の自動同期・自動仕訳けの実例をお見せします。
同期登録した銀行の「今すぐ同期」をクリックすると、銀行のウェブ明細からデータを吸い上げます。
新しい振込・支払いがあれば、「未処理〇件」と表示されます。これをクリックすると、
日付け・金額・取引内容は既に入力済になり、勘定科目・税区分(課税か非課税か)・品目はソフト側が過去の履歴から推測して出力してくれます。
問題が無ければ「登録」をクリックするだけです。これで帳簿作成が全て終わります。
さらに今後も同じ内容の取引があると分かっていれば、「自動化」にチェックを入れれば次からは登録のボタンをクリックする必要も無くなります。
つまり、手で入力する作業がほとんど必要なく、ほぼ自動で仕訳けと帳簿作成が完了してしまいます。
2.バックアップが不要
次にバックアップが不要です。
インストール型ソフトだと、定期的にバックアップを取って自社で保管する必要がありました。しかしそのことがデータ流出の原因になっていることも問題視されています。
しかしクラウド型確定申告ソフトでは、帳簿や確定申告のためのデータをクラウドサーバーに保存するため、自社でバックアップを取る必要があります。
しかもクラウド会計サービス側は異なる地域の複数のサーバーにデータをバックアップしています。
もし地震や事故があって1つのバックアップ拠点が無くなっても、他の地域のバックアップサーバーが生き残っている可能性は高い為安心です。
3.PCの買い替えでもデータ移行の手間が無い
インストール型確定申告ソフトだと面倒になるのがPCの買い替え時です。
ライセンス認証の解除、ソフトをインストールしなおし、データの移行作業など、面倒な作業が増えます。
しかしクラウド型の確定申告ソフトの場合は、インストール不要でIDとパスワードさえ分かっていれば、どんな端末でもブラウザ上でログインして利用することが出来ます。
インストール型ソフトのようなPCの買い替えによる面倒な作業が、一切無くなります。
4.常に最新版を利用できる。バージョンアップ、ソフトの買い直し不要
インストール型ソフトの場合、税法が変わる度にバージョンアップやソフトの買い直しが必要でした。
さらに操作画面も変わることがあり、その度に操作方法も覚える必要があります。
クラウド型確定申告ソフトでは、こういった手間や費用が無くなります。
常に最新版を利用することができます。年間利用料も9,000円前後でサポート込みになっています。
インストール型ソフトのバージョンアップ費用や買い直し、サポート加入費用を含めて考えると、クラウド型確定申告ソフトとほとんど差はありません。
5.スマホ版のアプリも用意されている
クラウド会計freeeとマネーフォワード確定申告には、スマートフォンアプリも用意されています。
クラウド型ですので、PCで処理したデータと同期、外出先や移動中の空き時間に記帳や仕訳けを行う事も出来ます。
6.確定申告書類の作成も簡単
最後に、確定申告書類の作成も簡単です。
帳簿作成はほぼ自動で出来上がっているため、売り上げや経費などの項目は確定申告書類に自動で反映されます。
そして残りの記入必要項目については、例えばクラウド会計ソフトfreeeの場合は「はい・いいえ」の形式で質問に回答していくようになっていて、「はい」の場合に項目を埋めていくようになっています。
普通だと「この欄には何を書けばいいんだ?計算方法は・・・」と悩んでしまう部分ですが、質問形式になっているためとても分かりやすくなっています。
もちろん、控除なども全て自動計算されます。
こうして、ほとんど手間をかけることなく確定申告書類が出来上がってしまいます。
PDF出力されたものを印刷して税務署に提出して、確定申告が完了です。
忙しいフリーランスこそクラウド型確定申告ソフトを利用するべき
いかがでしたでしょうか?
クラウド型確定申告ソフトを導入したメリットをおさらいすると、
クラウド型確定申告ソフトを導入すると・・
これだけのメリットがあり、仕訳け・帳簿作成・確定申告の手間をググッと減らすことが出来ます。
一人で全ての仕事をこなす忙しいフリーランスにこそ、クラウド型確定申告ソフトを導入することで、本業にも集中できるようになります。

弊社の場合はインストール型弥生の青色申告ソフトからクラウド会計ソフトfreeeに切り替えた結果、1カ月にかかる経理の時間が30分ほどに、確定申告書類の作成は2時間に減らすことが出来ました。
別ページで「個人事業主へお勧めのクラウド会計」をご紹介していますので、こちらもご参考頂ければ幸いです。