
Mac(マック)に対応したクラウド会計ソフト(確定申告・決算可能)のお勧めは、
- freee
- マネーフォワード
の2社ソフトです。
これらのソフトは、金融機関取引データとの同期・連携ができて、自動仕訳けや勘定科目の提案を行う機能が便利で、導入される事業者が年々増加しています。
クラウド会計ソフトはOSを選びません
クラウド会計はブラウザ上で動作するため、Windows・Mac両方で会計業務を行うことが出来ます。
例えば、現在WindowsのPCでクラウド会計ソフトfreeeを使っているとします。
「来年からMacに買い替えたい」という場合でも、バックアップやデータ移行をする手間は全くありません。
ログインIDとパスワードさえ分かっていれば、新しいMacでもsafariやChromeなどのブラウザを立ち上げて、クラウド会計ソフトにログイン出来ます。
Macに買い替えたその日から、いつものように会計業務を行う事が出来ます。
これがクラウド会計のメリットの一つになっています。
Macが故障して買い替えても問題無し
クラウド会計ソフトを導入することで、Macの故障によるデータ紛失のリスクも無くなります。
例えば従来のインストール型会計ソフトを利用していた場合、Macが突然動かなくなるとバックアップデータを取ることが出来なくなったり、ソフトのライセンス認証解除作業が出来なくなるリスクがあります。
しかしクラウド会計ソフトを導入していれば、IDとパスワードさえあればどの端末からでも自社の会計業務パネルにログインすることが出来ます。
仮にMacが故障したとしても、バックアップデータが取れないことも無くなり、ソフトのライセンス認証解除の手間も発生しません。

インストール型ソフトの場合、ライセンス認証制でした。
突然PCが故障するとライセンス解除のために公式に問い合わせをする必要があるのが手間で、結局ソフトを買い直したりする人も多かったのではないでしょうか。
クラウド会計だと外出先でも会計業務が出来る
クラウド会計ソフトではデータをウェブサーバー上に保存しているため、外出先のノートPCでも会計業務を行うことが出来ます。
例えば事務所を長期間不在にする場合でも、従業員が入力したデータを見て管理することができます。
また、出張中に支出した細かい経費計上を、その日宿泊するホテルで少しずつ経理業務を行うことも出来ます。
ノートPCはもちろん、Windows/Macどちらでもクラウド会計ソフトを利用することが出来ます。

クラウド会計ソフトfreee(確定申告&法人)と[マネーフォワード確定tt]、マネーフォワード会計
(法人向け)は、iPhoneアプリ版も無償で配布しています。
Macが壊れて数日利用出来ない場合でも、スマホから仕訳け作業を行うことも可能です。
Macでクラウド会計ソフトを利用することに問題は生じるか?
「Macでクラウド会計を利用することに、何か問題は生じますか?」と質問頂くことがありますが、問題は全くありません。
Windowsと同じように利用することが出来ます。
Mac対応でお勧めするクラウド会計ソフトは、出来ればfreeeかマネーフォワードが良い理由
会計ソフトでは有名な「弥生」ですが、弊社のクラウド会計ソフト導入経験上、弥生オンラインは強くはお勧めしていません。
なぜなら、帳簿作成のために「MoneyLook」や「Zaim」といった外部の帳簿作成サービスを利用する必要があるからです。
しかしクラウド会計ソフトfreeeとマネーフォワードであれば、銀行やクレジットカード・レジデータなどのウェブ明細と直接同期・連携できるため、わざわざ外部帳簿サービスを利用する必要がありません。
会計や経理業務を行う側にとっては、操作の使い方を覚える手間とサポート面を考えると、一つのサービスで完結できる方がメリットは大きいと思います。

弊社ではインストール型会計ソフトからクラウド会計ソフトfreeeに乗り換えた結果、経理業務と確定申告にかかる時間が5分の1ほどになりました。
金融機関との直接同期・連携は本当に便利な機能です。明細の手入力作業がほとんど無くなりましたので、気が楽で助かっています。
freeeの他に直接同期・連携が出来るソフトは[マネーフォワード確定tt]、マネーフォワード会計(法人用)がありますが、こちらは同期対応種類と数が多くてお勧めです。