
2015年で評価がもっとも高い青色申告ソフトは、クラウド会計ソフトfreeeでした。
デジタルインファクト社の調査でも、freeeはクラウド会計ソフトではシェア第一位になっています。
次いで評価が高い順に、マネーフォワード、やよいの青色申告オンラインとなっています。
なぜクラウド会計freeeが高い評価を得ているか?
弊社ではクラウド会計ソフトfreeeを利用しています。
同業者でもクラウド会計ソフトfreeeを利用されている青色申告者は多く、ほとんどのユーザーが「便利」「使いやすい」と言います。
なぜこのように高い評価を得ているのか、弊社の聞き取りアンケート調査をしてみました。
以下、その結果です。
freeeを使って高い評価をしたアンケート調査結果
- 初めての青色申告で心配していたけど、ソフトが分かりすいおかげで一人でも出来た
- 銀行やクレジットカードの明細と同期出来るから、手入力がほぼ不要になった
- 入金の自動マッチングや、勘定科目の自動推測が便利
- ソフトの指示通りに進めれば確定申告書類の作成が簡単に出来た
- 日々の経理業務の時間が5分程度になった(前は15分くらいかかっていた)
- 利用料金がお手頃
- バックアップが分散化されていて安心できる
- チャットサポートの対応が丁寧だった
- 思ったよりも動作が速く快適だった
- 請求書作成機能が無料で使える
- 税理士とリアルタイムで連携して経理業務が出来る
1番は「簡単」「分かりやすい」
クラウド会計ソフトfreeeが高評価を得た理由で一番多かった意見が「簡単さ」「分かりやすさ」。
デジタルインファクト社「クラウド会計選びの重視する点」のリサーチでも、69.3%の事業者が「簡単さで選ぶ」と回答しています。
次いで「動作の速さ・安定」「価格」「データの保全性」となっています。
【関連記事】第二回 クラウド型会計ソフトの利用動向調査を実施しました
クラウド会計freeeは、クラウド会計部門シェアでは約4割を獲得していることからも、青色申告ソフトとしては高い評価を得ている事が分かります。
シェアでは2位の弥生・3位ネットde会計・4位マネーフォワードだが評価はマネーフォワードが高い
シェア別から見ると、1位37.5%のfreee、2位24.3%の弥生、3位14.6%のネットde会計、4位7.3%のマネーフォワードとなっているが、シェアの順位と評価の高さは一致していない。
シェア(高い順) | 評価(高い順) |
1 freee(37.5%) | 1 freee |
2 弥生(24.3%) | 2 マネーフォワード |
3 ネットde会計(14.6%) | 3 弥生 |
4 マネーフォワード(7.3%) | 4 ネットde会計 |
マネーフォワードのシェアは低くなっていますが、評価は第2位とfreeeに次いで高くなっています。
この理由は、「freeeよりも同期出来る銀行・クレジットカード・レジの数が多い」「同期の安定性と速さが一番良かった」という声が多く、freeeからの切り替えるユーザーも増加しつつあります。
弥生やネットde会計の評価がシェアに対して低い理由は、「銀行・クレジットカードの直接同期が出来ない」「分かりにくい」「弥生は電話サポートしかなく、困った時に電話しても長時間待たされる」「クラウドなのにCSVファイルを作ってからインポートするのが手間」という意見が多数でした。

マネーフォワードはクラウド会計ソフトとしては後発組ということで、シェアが低くなっています。
使い勝手はfreeeと似ている部分が多く、さらに金融機関や外部サービスとの同期対応数が一番多いことから、今後シェアを伸ばしていく可能性が高いと思います。
ですが、freeeの人気さは衰え知らずのため、今後も高い評価を獲得し続けていくと思われます。
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[マネーフォワード確ttk]