個人事業主クラウド会計「freee・MFクラウド・やよい青色」比較

まなぶ社長まなぶ社長

個人事業主向けのクラウド会計サービスを展開している主要3社、freeeMFクラウド確定申告やよいの青色申告オンラインをいろんな面から比較してみました。

クラウド会計ソフト導入前のご参考にして頂ければ幸いです。


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クラウド会計主要3社をいろんな面から比較

銀行・クレジットカード・外部サービスとの同期・連携対応で比較

クラウド会計ソフト 金融機関データとの同期・連携方法 同期対応数 同期対応種
freee 各口座と直接同期・連携
多い
銀行〇
クレジットカード〇
レジ〇
通販◎
電子マネー△
外部サービス〇
MFクラウド 各口座と直接同期・連携
最多
銀行◎
クレジットカード◎
レジ◎
通販◎
電子マネー◎
アフィリエイトSP〇
クラウドソーシング〇
オークション〇
外部サービス〇
弥生青色オンライン 直接同期無不可
外部帳簿作成サービスを別に利用して同期

やや多い
銀行◎
クレジットカード〇
レジ〇
通販〇
電子マネー△
外部サービス〇
まなぶ社長まなぶ社長

3社ソフトの大きな違いは、「金融機関や外部サービスとの連携が直接できるか、間接で行うか」です。

freeeとMFクラウド確定申告は、ソフトの設定から金融機関などのウェブ明細と直接連携できます。

しかしやよいの青色申告オンラインは、「MoneyLook」「Zaim」「Moneytree」といった外部の帳簿作成サービスを別に利用する必要があります。
つまり、別のサービスソフトで帳簿を作ってから、そのデータを会計ソフトと同期させる方式です(公式ではこれを「ヤヨイスマートコネクト」と称しています)。

簡単に金融機関・通販・レジデータなどと同期・連携したい場合は、freeeかMFクラウド確定申告がお勧めです。

どのソフトも30日間は無料で利用できますので、その間に自社で利用している金融機関や外部サービスがソフトと同期できるか、実際に試してから本導入を決めるようにしましょう。

クラウド会計freee無料お試し申込みの詳細へ
MFクラウド確定申告無料お試し申込みの詳細へ
やよいの青色申告オンライン無料お試し申込みの詳細へ

余談:途中で同期が非対応になるケースもある

まなぶ社長まなぶ社長

ちょっと余談になりますが、大事な事ですので書いておきます。

クラウド会計ソフトを導入して、今は同期対応が出来ても途中で同期対応が出来なくなるケースもあります。

これは私が経験済みで、最初freeeで同期対応していたモバイルSuicaとIクレジットカードが、途中で同期非対応になってしまいました。
クレジットカードの利用明細はCSVファイルインポートで対応していますが、モバイルSuicaの利用明細は手入力になってしまいました。

しかしMFクラウド確定申告では、問題無く同期対応しています。

このように途中で同期対応ができなくなるケースもあります。
同期・連携の安定性が一番良いのはMFクラウド確定申告ですので、現在弊社は切り替えを検討しています。

データのバックアップ体制の比較

クラウド会計ソフト バックアップ方式 期間
freee 分散型バックアップ 無期限
MFクラウド トリプルバックアップ(3カ所分散型)
やよいの青色申告オンライン マイクロソフトAzure
まなぶ社長まなぶ社長

クラウド会計ソフトでは常に自動バックアップされていて、さらに複数の地域にバックアップデータを保管する「分散型バックアップ」を採用しています。

複数の場所にバックアップを保管することで、仮に1か所が故障しても残りのサーバーが生きていればデータは守られる、とメリットがあります。

やよいの「Azure」とはマイクロソフト社が提供する世界的な分散サーバーです。

このように各社分散型のバックアップをしているため、どのクラウド会計ソフトを選んでも安心です。
また、データの保存期間は各社とも無期限です。

料金での比較

次に、利用料金で3社を比較してみました。

ソフト名 プラン サポート 税込み料金(年間) 主な特徴
freee
(個人事業主)
スターター メール
チャット
9,800円 見積・納品・請求書作成機能付
初心者に一番分かりやすく好評
フリーランス向け
消費税申告機能無し
スタンダード メール
チャット
(優先対応)
19,800円 メールチャットサポートがスターターより優先対応される
レシート読み取り機能・請求・売買掛管理機能が充実
消費税申告が必要な場合は必須なプラン
プレミアム メール
チャット
電話
導入サポート
39,800円 複数店舗にまたがる入出金管理がしやすい
唯一電話サポートが有るプラン
MFクラウド確定申告 ベーシックプラン メール
チャット
9,504円 口座同期対応数と種類圧倒的にが多い
電話サポート付き

ベーシックプラン

メール
チャット電話
18,576円 口座同期対応数と種類圧倒的にが多い
電話サポートも利用可
弥生青色オンライン セルフプラン サポート無し 8,640円

(初年度無料)

 3社中一番安価
口座との直接同期不可
外部帳簿サービスと同期連携
ベーシックプラン メール電話 12,960円

(初年度6,480円)

 3社中では電話サポート有で一番安価
口座との直接同期不可
外部帳簿サービスと同期連携
まなぶ社長まなぶ社長

主に電話サポートの有り・無しで料金が大きく変わってきます。

見積書・納品書・請求書機能が無料で使えるのはfreeeだけですが、MFクラウドや弥生の場合は「Misoca(みそか)」という無料の外部クラウド請求書作成と同期させることできます。(freeeも同期できます)

やよいの青色申告オンラインは料金は安いですが、銀行・クレジットカードなどとの直接同期が出来ないため、外部の帳簿作成サービスを利用して同期させる必要があります。

そのかわり、電話サポート付きでは3社中一番安価な利用料金です。セルフプランではサポートが無いため、「操作に慣れるまでベーシックプランを使おう」という人も多いようです。

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サポート対応での比較

導入前にサポート体制を調べておくのは大切ですので、もう少し詳しく解説します。

 ソフト名 サポート 対応時間 待ち時間
freee メール
チャット
(電話)
チャットサポート平日
10:00〜12:00、
13:00〜18:00
1月中旬~2月に
かけて土日も可
メール返信は1営業日

チャット待ち時間:

混雑時でも5~10分程度、普段は1~2分

MFクラウド メール

チャット

電話

電話・チャットサポート

平日10:30〜17:00

 

 

メール返信は1営業日

チャット待ち時間:

混雑時でも5~10分程度
普段は1~2分
電話待ち時間:数分

弥生青色 メール

電話

電話サポート平日
9:30~12:00、
13:00~17:30
メール返信は1営業日

電話待ち時間:
よく混雑している為、
10分以上待つことも

まなぶ社長まなぶ社長

弥生(やよい)の場合は低料金で電話サポートが売りになっています。

しかしインストール型ソフトのユーザーとクラウド型ユーザーの両方を電話でサポートしているため、よく待ち時間が長くなります

freeeとMFクラウドは電話サポートプランに加入している人はまだそれほど多くないため、弥生と比べると待ち時間は短いようです。

ですが、それなりにキーボードタイピングが出来る人は、freeeやMFクラウドのチャットサポートがお勧めです。

MFクラウドのチャットサポート

管理画面の下には常にチャットパネルが表示されていて、ここに質問をするとサポート員が返答してくれます。

サポート側と会計の管理画面を共有しながら答えてくれます。
チャットサポートだと電話のように受話器を持って待っている必要もありません。

freee・MFクラウドも、無料期間の30日間はチャットサポートも含め全機能が利用できますので、お試し期間中に利用してみましょう。

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分かりやすさで比較

freee ガイド表示付きで
初心者にも分かりやすい
MFクラウド ガイド表示が無いため
勘定科目について自分で学習する必要有り
弥生青色 勘定科目に大まかなガイド表示有り

まなぶ社長まなぶ社長

「分かりやすい・使いやすい」と一番定評があるのは、クラウド会計ソフトfreeeです。

確定申告・帳簿作成初心者が最初に迷うのが「勘定科目」になります。
例えば、「事務に必要なOAペーパーは何費?PCソフトは何費?本業以外の細かい収入の科目は何で計上するのか?」というように、振り分ける必要があります。

クラウド会計は過去の履歴を学習して勘定科目を自動で提案・振り分けてくれますが、導入初期は自分の判断で勘定科目を振り分ける必要があります。

freeeはガイド表示付きで分かりやすい

freeeの勘定科目仕訳け入力画面【freeeの勘定科目入力画面】

freeeがクラウド会計で一番分かりやすいと言われているのは、上記画像のように「この品目の勘定科目はコレです」というようなガイド表示がされることです。
勘定科目の入力だけでなく、他の設定でもこういったガイド表示がされるため、確定申告・帳簿作成初心者でも迷いにくいことが評価されています。

やよいの青色申告オンラインも簡易ガイド表示が有る

やよいの青色申告オンラインの勘定科目入力画面【やよいの青色申告オンラインの勘定科目入力画面】

やよいの青色申告オンラインはfreeeほどではありませんが、勘定科目の品目例が右欄に表示されるようになっています。

MFクラウドはガイド表示無し

対してMFクラウドの場合はガイド表示が無い為、どの品目がどの勘定科目になるかを覚えるまでは、自分で調べる必要があります。

MFクラウドの仕訳け入力画面【MFクラウドの勘定科目入力画面 ガイドは表示されない】


まなぶ社長まなぶ社長

このように、クラウド会計ソフトによって「分かりやすさ」が異なっています。
確定申告・帳簿作成初心者の多くが、「分かりやすい・簡単」という理由や口コミでfreeeを導入しています。

予め勘定科目の振り分けの知識をある程度持っている事業者は、口座同期の安定性が良いMFクラウドを導入する傾向が多いようです。

やよいの青色申告オンラインを導入する人の多くは、「今まで弥生のパッケージソフトを使っていたから」「帳簿作成は既に外部サービスで運営しているから」「ネームバリューが強いから」という理由のようです。

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不動産所得記帳の対応状況で比較

freee
MFクラウド
やよい青色申告オンライン ×
まなぶ社長まなぶ社長

ここは注意です。

2016年現在では、やよいの青色申告オンラインは不動産所得の記帳に対応していません。

個人事業主の場合、資金に余裕が出てくると本業とは別に不動産の事業・所得が発生するケースがあります。
不動産所得の予定がある事業者は注意しましょう。

freeeとMFクラウドは不動産所得の記帳に対応しています。

クラウド会計の比較まとめ

以上、主要クラウド会計のfreee・MFクラウド・やよいの青色申告オンラインを様々な面から比較してみました。

クラウド会計ソフト3社比較まとめ

  • 帳簿作成・確定申告初心者は、クラウド会計ソフトfreeeを。
  • 既に勘定科目について大まかな知識がある事業者は、MFクラウド確定申告を。
  • 今まで弥生を使用している、電話サポートが必須な事業者は、やよいの青色申告オンラインを。

しかし、クラウド会計ソフトの選び方で一番大事なポイントは、

クラウド会計ソフト選びで一番大事なポイント

自社が使用している銀行・クレジットカード・電子マネー・レジ・外部サービスが、ソフト側に同期対応しているか?

これが大前提です。

3社ソフトとも30日間は無料で利用できますので、自社で使用している口座を実際に同期させてから本導入を決めましょう。

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まなぶ社長まなぶ社長

自社で利用している金融機関や外部サービスがソフト側と同期対応していれば、その分手入力が少なくなって帳簿付けや確定申告の作業を減らすことが出来ます。

まずは「無料申し込み→同期させる」。
ここから会計ソフト選びをスタートしてみましょう。

弊社はfreeeを利用しています。